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postheadericon よく来てくれました!一ノ蔵の佐藤さん

宮城県大崎にある酒蔵「一ノ蔵」の営業の佐藤啓太さんが店を訪れてくれました。

佐藤さんとスタッフ越山君

佐藤さんから地震当時の話を聞かせてもらって

本当に想像を絶する悲惨な状況だったことを知りました。

阪神大震災の時は、犠牲になられた方も多かったけれどここにいるという事がはっきり判った。

今度の東北の被害の津波はなんもかんも根こそぎ奪っていく。

津波が引いた後には、犠牲になられた方が街のいたるところに居られる。

蔵人の中には、自分の住む街ながら、変わり果てたその凄惨な状況から

ショックのあまり「あんな街には恐ろしくて帰れない。」と言う者も居たと話してくれた。

「蔵も駐車場や壁やらには亀裂が入ったり、製品は相当数破損が発生しましたが

大丈夫です。」とのことでしたが、

「取り合えず、地元は今はまだ酒を飲める状況ではないです。

ですから、関西に何とか助けて頂きたいんです。何とかよろしくお願いします。」と

繰り返し話してくれました。

是非何とか力にならねばと思いました。

是非、一ノ蔵を皆様応援よろしくお願い致します。

切れの良い辛口 「一ノ蔵 特別純米酒 辛口」 1.8L 2,420円

  好評の辛口酒 「一ノ蔵 特別純米酒 辛口」 720ml 1,130円

優しい甘さ   「一ノ蔵 特別純米酒 甘口」 1.8L 2,420円

軽快な超辛口 「一ノ蔵 無鑑査本醸造 超辛口」 1.8L 1,980円

柑橘系のフルーツの味わい 「一ノ蔵 ひめぜん ドライ」 720ml 1,000円 ※スィートも有ります。

postheadericon ハーフマラソン初挑戦

今日は、「第25回芦屋国際ファンラン」が開催されました。

去年から、ジョギングを始めて、スタッフの越山君と初めてハーフマラソンに挑戦してきました。

タイムはともかくとして、取り敢えず目標だった完走は達成しました。

タイムは、手元の時計では1時間55分位でした。

もうちょっと行けるかなと思っていましたが50近いおじさんとしてはこんなものと勝手に納得しています。

流石に10歳若い越山君もハーフマラソン初挑戦ながら1時間38分は大したしたもんです。

しかしながら、マラソンブームのせいか多くの参加者と女性の多さにびっくりしました。

私と越山も「がんばろう、東北!」と書いたT-シャツを着て走ったら

「がんばろう、東北!」「東北の酒を飲もう!」という掛け声を沿道の人や同じランナーから何度も貰いました。

反応してもらえると、嬉しいもんですね。

これからも大会に出るときは、タイムよりウケ狙いで行こうかな。

残念ながら越山君のT-シャツは、激走の結果インクがにじんで文字が見にくくなってしまいましたが

少しは、東北応援のアピールになってたらいいのにな!?

postheadericon 東北のお酒を知って欲しい!

つい先日より岩手県のある酒蔵の蔵元さんのメッセージが話題を呼び、よくテレビで見かけるようになりました。

 

そのメッセージとは、

「被災地の人に悪いと言って、自粛自粛と言わないでどんどん元気を出してお酒を飲んで欲しい!」

「そうしてもらう事で、お酒が売れて従業員にも給料が払える。」

「東北のお酒を少しでもいいから飲んでください!」

と言う、被災地の方からの生の声だったので、話題になりました。

 

いつもお取引をさせていただいている酒蔵さんの他にも沢山の蔵があります。

岩手、宮城、福島などの太平洋側の酒蔵だけではなく、

反対の日本海側の秋田、山形の酒蔵さんもかなりの被害を受けておられます。

そんな日本海側の酒蔵さんも是非応援してあげてください。

 

私たち酒屋は、その様な蔵を今まで知らなかった一人でも多くの方にお伝えする使命があると思います。

 

大手は、スーパーさんなどが扱ってくれるでしょう。

しかし、スーパーさんが扱うには小さ過ぎるお蔵は私達小さな酒屋がお伝えするしかありませんよね。

少しずついろんなお蔵をご紹介したいと思います。

 

前回お伝えしました当店の「東北のお酒を応援しよう!キャンペーン」もご賛同いただくお客様が増えてありがたく感謝しております。

「良い事してますね。」と言って飛び込んできてくださる方などもいらっしゃいます。

また、「こんな事でもなきゃ、知らない銘柄ばかりだ。これをもらってみよう。」と言って買ってくださいます。

 

本当に皆様の熱いお気持ちが嬉しく、心より感謝申し上げます。

引き続きどうぞご支援のほどよろしくお願い致します。

postheadericon 東北のお酒を応援しよう!

昨日のテレビなどの報道を見て、余りにひどい目を覆いたくなる惨状に驚いています。

 

あの街の人々は大丈夫なのか?あの病院の屋上で救助を待っている人たちを早く助けてあげて欲しい。

 

いつもお世話になっているあの酒蔵は大丈夫なのか、蔵の人たちは元気なのか?

 

居ても立ってもいられない気持ちでいっぱいです。

 出来ることなら今すぐにでも飛んで行って何かお手伝いをしたい!

 

16年前の阪神淡路大震災の時を思い出します。

大阪から酒屋の友達3人が地震の二日後長時間かけてリュックに水や食料を持って駆けつけてくれました。

その優しさに、感激し感謝したことをつい昨日の事のように思い出しました。

 

そして「今、私に出来ることは何か?」考えました。

 

今酒屋として出来る事は、いつもお世話になっている酒蔵のお酒を出来るだけ売ってあげること。

 

酒蔵は、お酒を売る事でしか再生しません。

 

阪神淡路大地震後の灘の酒蔵の窮状を目の当たりにしてきた神戸の酒屋として強く思います。

 

皆様、何かお酒を買われるなら是非東北のお酒を買ってあげて下さい。

 

当店でも、地震の翌日から店頭にこんなPOPを張り出しました。

皆様から頂きました売上金の一部はまた、何らかの方法で酒蔵さんの復興に役立つように義援金として送らせて頂きます。

是非、多くの皆様のご協力をお願い申し上げます。

postheadericon 東北沖大地震で被災された皆様お見舞い申し上げます。

この度の、大地震と津波の被害を受けられた皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

関西からも応援しています。

postheadericon 手造り味噌に挑戦!

1月26日に西宮浜にある「えべっさん」ブランドの阪神米穀さんであった「ともも」主催の味噌造り教室に行ってきました。

今回お世話になったきっかけは、月曜日に毎月1回新聞折込に入っている「ともも」と言う阪神間の情報誌に案内が載っていたので、急に思いたって申し込んでしまいました。

と言うのも、

今年は、「料理にも時間があれば挑戦してみたいなぁ。」と思っていたところだったのです。

さぁて、当日11時に阪神米穀本社4階の受付で参加費3,900円を支払い

料理室に入るとびっくり!

30名くらいの女性方でごった返しており、赤ちゃんを負ぶった若い方から

元気はつらつとした大奥様まで、手馴れた様子でエプロンに三角頭巾を被りみそを仕込む容器を片手に準備万端で並んでました。

慌てて男性を探すと、参加者で男性は私ともう1名だけのようです。

今日の先生は、芦屋で手造りにこだわった味噌造りをされてる「六甲味噌製造所」の長谷川憲司社長でした。

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長谷川社長から、大変面白い話があり、参加者も目が点になってました。

それは、「皆さんが、お味噌汁の塩分の取り過ぎを気にして、減塩味噌などを買われているようですが、どんなお味噌を使ってもお椀一杯の塩の量は変りませんよ。何故なら皆さんが美味しいと思われる味の基準が塩分濃度なので、どの減塩味噌を使っても塩分濃度が同じになるように料理されてるはずです。そして味噌汁には野菜などを沢山入れるので、野菜の中のカリウムが塩分を排出してくれるので、余り気にしなくてもいいですよ。」

や他にも、

東日本と西日本の味覚の違いがなぜ起こるのか?

濃口醤油文化と淡口醤油文化はなぜか?

寒い地方は、なぜ塩辛いものが多いのか?

暖かい地方は、なぜ甘口のものが多いのか?

などを簡単に判りやすく解説してくれて、いよいよ味噌造りの始まりです。

早速、今日のお世話をしてくださる「ともも」のスタッフの方が味噌造りの材料を配ってくれました。

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今日作る味噌は、「十割り糀味噌」(塩分10%)

材料は、大豆1.5kgを茹でたもの(茹で上がったら3kgになっている。)

     糀  1.5kg

     塩  0.5kg

     分厚い大きなビニール袋  2枚

     容器  10kgくらい入るもの(蓋付き)

     消毒用アルコール又は35度の焼酎でも可

簡単に言えば、上の大豆と糀と塩を二重に重ねた分厚いビニール袋の中でよーく混ぜるんです。

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ここまでは、到って簡単!

しかーし、ここからが中々重労働。

出来るだけ中の空気を抜いたビニール袋の口を、輪ゴムで縛って

それを、大豆が充分に潰れるまで足で踏むんです。

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蒸した大豆を足で踏むわけですから、足の裏からポカポカと温かく汗をかきました。

途中で長谷川社長が、種味噌種水と言うものを少し加えてくれてそれも全体に満遍なく混ざるようにもう一度足でよく踏むんです。

種味噌とは、今回は六甲味噌さんのものでしたが、本来は手造り味噌を毎年造っているお家では前年に作って一番美味しいと思った頃のお味噌を冷凍保存しておいたものを、使うらしいのです。そうすると毎年同じ様な味のお味噌が出来上がるらしいのです。

そうして、よく混ざったものを、ハンバーグを作る要領で中の空気を抜くのですが、調子に乗って両手の間を味噌が行き来してるうちに

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あらら、一つ床に落としてしまいました。

が、長谷川社長が汚れているところだけ削って元に戻せば大丈夫と拾って容器の中に戻してくれました。

保存用の容器の底に敷き詰めてそこでも上から空気を抜くように拳でどんどんと叩きながら詰めていくのです。空気が入っていると雑菌に汚染されてしまうからです。

そうして出来上がったのが次の写真です。

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どうです?中々上手くいったように見えませんか?

さあ、これで後は家に持って帰り、お皿をかぶせ1kgの重りを乗せて、新聞などで蓋をしたら、仕込みは完成です。

あとは、大敵のカビが生えていないかちょくちょくチェックし、

半年後の秋のお彼岸頃が食べ頃とのこと。

でも、後は各家庭のチェックの仕方や、保存場所によって熟成の度合いが変ってくるのでどないなるか、お楽しみです。

私は、真夏でも朝食には熱い味噌汁がないと気が済まないほどの味噌汁好きなので、自分で作ったお味噌で味噌汁が飲めるのは実に楽しみでワクワクします。

また、途中経過をご報告させていただきますね。

いやー、楽しみ楽しみ!

長谷川社長に、「ともも」の武智さんやスタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

※当店でも次の六甲味噌商品は随時販売しています。

六甲味噌 手造り 甘塩六甲味噌 手造り あま塩 500g  504円(税込)

六甲味噌 芦屋そだち 白味噌六甲味噌 芦屋そだち 白味噌 300g  609円(税込)

六甲味噌 完熟みそ六甲味噌 完熟みそ 1kg  2,205円(税込)

六甲味噌さんの会社も近くですので、六甲味噌さんのHPから上記以外のご希望の品もお取り寄せ致します。

六甲味噌製造所   www.rokkomiso.co.jp

西宮・芦屋の地域情報誌 ともも www.tomomo.co.jp

postheadericon 「蛇紋岩こしひかり」と「こうのとりを育むお米」を見に行ってきました。

8月8日(日)に、暑すぎる天気の中、田んぼを見に行ってきました。

まずは、蛇紋岩米の産地養父市へ。

最近は、舞鶴若狭道の春日インターから北近畿自動車道が出来たので

2時間位で、快適にドライブコースとなりました。

そして舞鶴道も無料になったので大助かりです。

養父の一本柳の交差点(真ん中に丸ーいお土産屋“パオパオ”がある)から国道9号線

を鳥取の方に20分ほど進むとこの看板が見えてきます。

蛇紋岩米看板

 

この兵庫県最高峰氷ノ山を源流とするこの八木川に沿って細長く続く谷が

「蛇紋岩米」の産地ですから、ほんと僅かしか獲れない幻のお米です。

種は、県内産のこしひかりと同じなのに、出来るお米は私は魚沼よりも程美味しいと思うねばりと甘みがタップリ含まれたものとなる、不思議なお米なんです。

その中でも当店がお世話になっている佐藤さん、池田さんの田んぼを見てきました。

佐藤さんの田んぼ

この山すその田んぼで、農薬を出来る限り使わずにほとんど無農薬で育ててくれています。

今年は、春先の低温のため、苗が育たずに心配しましたが、ご覧の通り今夏の暑さが

今のところ幸いし、成長の遅れもほとんど取り戻したようです。

蛇紋岩こしひかり稲穂 20100808

写真は、稲の花が咲き終わって結実してこれから実を詰らせようとしている稲穂です。

これからの時期にあまり気温が高すぎると「高温傷害」と言って品質が低下するので、水を掛流したりして温度調節が大事な時期になってきます。

が、佐藤さんと池田さんなら今年も良い新米を作ってくれることでしょう。

そして、次は9号線を少し戻って、円山川に沿って豊岡方面へ

途中から出石そばの出石の方に入っていきます。

八鹿の蛇紋岩から約1時間ほどで「こうのとりを育むお米」の田んぼに到着。

西垣さん田んぼ 20100808

こちらは、蛇紋岩と違って広い田んぼです。

1枚一丁(3,000坪)あります。ずーーっと向こうまで西垣さんの田んぼです。

こちらも元気に育っているようで、ひと安心。

夢ここち稲穂 20100808

西垣さんは、コシヒカリも植えていますが、この写真の稲穂は「夢ごこち」という品種の稲穂なので、コシヒカリよりも少し成長が早いのか、もう穂の頭が少し下がってきています。「夢ごこち」と言う品種は、やわらかい粘りの有るお米で、冷めても美味しい。

今日は、蛇紋岩もこうのとりの方も、何故か農家さんの写真は無し。

何故かというと、皆さんめちゃくちゃ暑かったので、午前中仕事のあとお昼にちょっと一杯入っているので、皆さん赤ら顔の為、今回は写真はNGとのこと。日焼けなのかビール焼けなのか判らんって。

postheadericon スタッフと納涼飲み会 たこベーさんにて

暑い夏、頑張ってくれてるスタッフをねぎらって飲み会しました。

場所は、取引先のメッチャクチャ美味しいたこ焼きと鉄板焼を出してくれる

芦屋市精道町の「たこべー」さんです。

飲んで、食べて大将とあっつーーーいトークをしてきました。

スタッフ納涼

真ん中がたこベーの大将、右はスタッフ榛村 憩君と右はスタッフの越山 正史君

たこベーさんのたこ焼きは、生地にダシがよーく利いているので何も付けず

そのまま食べるのが一番美味い。

あと、かりかりに焼いてくれる「カリカリボール」は、ビールのあてにピッタリ!!

他には鉄板で色々とその時の面白いものを焼いてくれて楽しい店です。

たこベーさんのお客さん達

隣には千葉から甲子園の高校野球を応援に来た友達を連れていたという若者達が

盛り上がっていました。