「蛇紋岩こしひかり」と「こうのとりを育むお米」を見に行ってきました。
8月8日(日)に、暑すぎる天気の中、田んぼを見に行ってきました。
まずは、蛇紋岩米の産地養父市へ。
最近は、舞鶴若狭道の春日インターから北近畿自動車道が出来たので
2時間位で、快適にドライブコースとなりました。
そして舞鶴道も無料になったので大助かりです。
養父の一本柳の交差点(真ん中に丸ーいお土産屋“パオパオ”がある)から国道9号線
を鳥取の方に20分ほど進むとこの看板が見えてきます。
この兵庫県最高峰氷ノ山を源流とするこの八木川に沿って細長く続く谷が
「蛇紋岩米」の産地ですから、ほんと僅かしか獲れない幻のお米です。
種は、県内産のこしひかりと同じなのに、出来るお米は私は魚沼よりも程美味しいと思うねばりと甘みがタップリ含まれたものとなる、不思議なお米なんです。
その中でも当店がお世話になっている佐藤さん、池田さんの田んぼを見てきました。
この山すその田んぼで、農薬を出来る限り使わずにほとんど無農薬で育ててくれています。
今年は、春先の低温のため、苗が育たずに心配しましたが、ご覧の通り今夏の暑さが
今のところ幸いし、成長の遅れもほとんど取り戻したようです。
写真は、稲の花が咲き終わって結実してこれから実を詰らせようとしている稲穂です。
これからの時期にあまり気温が高すぎると「高温傷害」と言って品質が低下するので、水を掛流したりして温度調節が大事な時期になってきます。
が、佐藤さんと池田さんなら今年も良い新米を作ってくれることでしょう。
そして、次は9号線を少し戻って、円山川に沿って豊岡方面へ
途中から出石そばの出石の方に入っていきます。
八鹿の蛇紋岩から約1時間ほどで「こうのとりを育むお米」の田んぼに到着。
こちらは、蛇紋岩と違って広い田んぼです。
1枚一丁(3,000坪)あります。ずーーっと向こうまで西垣さんの田んぼです。
こちらも元気に育っているようで、ひと安心。
西垣さんは、コシヒカリも植えていますが、この写真の稲穂は「夢ごこち」という品種の稲穂なので、コシヒカリよりも少し成長が早いのか、もう穂の頭が少し下がってきています。「夢ごこち」と言う品種は、やわらかい粘りの有るお米で、冷めても美味しい。
今日は、蛇紋岩もこうのとりの方も、何故か農家さんの写真は無し。
何故かというと、皆さんめちゃくちゃ暑かったので、午前中仕事のあとお昼にちょっと一杯入っているので、皆さん赤ら顔の為、今回は写真はNGとのこと。日焼けなのかビール焼けなのか判らんって。